ドイツ陸軍外国人義勇兵のM43型HBT戦闘服をご紹介します。徽章はコサックのものが縫い付けられています。HBT製のコットン服は多くが磨耗しており退色も強いものが多いですが、濃緑色味を感じますが全体的に光の具合によってややグレーを感じますので生地は退色しています。生地はやや織が荒く、雰囲気はWSSのM44ピーパターン迷彩服に使用されていたようなやや麻を感じる生地に近いです。状態は使用感は少ない方ですが、ほつれ、破れ、修繕の跡があります。右袖裏側は破れたようで、色の異なるコットン生地で補修されています。これは、戦中に補修されたのか戦後なのかは分かりません。徽章は綺麗に縫い付けられていますが、胸章裏側に補修の跡がありますので後付けの可能性があります。東部戦線従軍リボンも後付けの可能性がありますが、綺麗に縫い付けられています。前留めボタンの第二、第三ボタンは糸で縫い付け直されています。それ以外のボタンはポケットも含めてSリングで止められているコットン戦闘服特有のボタンの留め方がされています。サイズスタンプのようなものが押されていますが、滲んでしまい読むことができません。両脇下部にはベルトフックが左右それぞれ装着されています。インナーは使用感はあるものの、一部インナー生地が縫い付けられています。陸軍のHBT戦闘服としても状態は良いと言えますが、コットン製ということもあり生地のほつれが点々とありますのでご理解ください。サイズスタンプの写真は後から撮影したものですので、光の具合が異なっています。白が強く感じますが、それ以外の写真が商品の色味に近いとお考えくださいませ。
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